これまでも指紋は個人を特定するのに法執行機関で役立ってきました。今回の研究は、243名のアフリカ系アメリカ人とヨーロッパ系アメリカ人の協力のもと行われました。その結果、アフリカ系アメリカ人には５％以上指紋の模様に分岐点があることが分かりました。これらの情報は個人の先祖への追跡へとたどり着くかもしれないそうです。また、指紋の間に残る油や汗から検出されるニコチンなど、個人の代謝物の判定なども可能になるかもしれません。この研究はこれから実用化を目指していくそうです。